紹介
WarningTermは、Telnetを行うターミナルソフトです。Enterキーを押したとき、あらかじめ登録されたメッセージを表示して、コマンドの実行可否を問い合わせるところが特徴です。 つぎの例は、ciscoルータでIPアドレスを変更しようとしているところです。ルータ制御で
Telnet接続しているポートのIPアドレスをうっかり、変更してしまいました。こうすると、最後の行で何も返って来なくなります。この場合は、新しいアドレスでログインし直せばいいのですが、ネットワークまで変更してしまっていたら現地へ行かなければ対処のしようがありません。
Router#conf t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Router(config)#interface e0 Router(config-if)#ip address 10.130.104.3 255.255.0.0 Router(config-if)# |
WarningTermは、危ないコマンドを投入したときに、メッセージを表示します。
このように、WarningTermは警告を発出して注意を促します。まずいと気がつき[キャンセル]を押せば、無事元の状態に戻ります。
こうすれば、あまり気をつけていなくても、危険な場面で警告してくれるので、間違いが少なくなります。また、あまり装置について知識がない人にも作業を安心して任せることができます。
もちろん、警告を発するコマンドやメッセージの内容は、ユーザの都合にあわせて設定することができます。