出来上がったプログラム(config)をデバイスに書き込みます。次のものが必要です。
ハードウェア : Odyssey MAX 10 FPGA Evaluation Kit(を使っています)
ダウンロードケーブル:USB-Blaster(互換)ケーブル
私の構成では、なぜか手順を正しく行わないとうまくプログラミングできません。成功した実績のある手順を記します。
1.PCを立ち上げる前に、Odyssey には電源とUSB-Blasterケーブル、USB-BlasterケーブルにはPCのUSB端子とOdyssey(JTAG端子)を接続します。
2.PCの電源投入に合わせてQualtusをインストールしたLinuxを起動します。
3.まず、Linuxのターミナルを起動し次のコマンドを投入します。コマンド中のlububtuはQuartusをインストールしたホームディレクトリですので、インストール時の設定に合わせて変更してください。
sudo /home/lubuntu/intelFPGA_lite/17.1/quartus/bin/jtagconfig
4.Quartusを起動します。プロジェクトをOpenします。
5.再度、ターミナルで次のコマンドを投入します。
sudo /home/lubuntu/intelFPGA_lite/17.1/quartus/bin/jtagconfig
1.Quartusから[Tools]-[Programmer]をクリックします。
2.次の画面で、[Hardware Setup]ボタンをクリックします。
3.次の画面で、Currently selected hardwareをクリックします。接続しているUSB-Blasterケーブルを選択して[Close]
4.ハードウェアにプログラミングするconfigはデフォルトでインストールされています。インストールされていない場合はファイルを指定します。[Add File..]ボタンをクリックし、プロジェクトフォルダ配下のoutput_filesフォルダにconfigファイルがありますので拡張子がsofのファイルを選びます。(ここではkinkon2.sof)
5.次のような画面になります。最後にプログラミングをします。[Start]ボタンを押してください。
6.次の画面のように右肩のProgress欄が100%(Successful)で終了すればプログラミングは成功です。ハードウェアを操作してみてください。