スズキ アドレスV100ののタイヤ チューブ化

1.概要

 スズキ アドレスV100(CE13A)で走行中に突然後輪のコントロールを失いました。時速70kmで走行中だったので、すごく怖かったです。後続の車がすぐ後ろにいたら終わっていたとぞっとします。原因は、バルブが老朽化して壊れたのが原因のようで半分もげている状態で手で簡単に取れてしまいました。 修理にバルブの交換を行ったのですが、ビートが容易に上がらなかったのでチューブレスタイヤをチューブ化しました。
  壊れて取れたバルブ

2.チューブレスバルブの取り付け

  アドレスV100はチューブレスタイヤですので、壊れたバルブを交換しました。タイヤ側からバルブを入れて、ラジオペンチで引っ張ったりました。タイヤのビートをあげるときに手元にある簡易な空気入れでは新品のタイヤのようにビートがあがらなかったのと、釘などの踏み抜きによるパンクも想定してチューブも用意していたのでチューブ化で対応することにしました。


  ドライバーで残ったゴムを落とす。
  タイヤ側からバルブを挿入して
  ラジオペンチで引っ張り出す




3.チューブ化作業

 3.1.チューブレス用バルブの取り外し 
  チューブレスのバルブを一旦付けてしまったので取り外します。カッターでゴムの部分を切り取り、リム側からゴムを落とします。落としたゴムは、タイヤ内に残るとパンクの原因になりますのでタイヤの片側を外して取り出します


  カッターでバルブを切り落とす
  ほとんど切ったところ。
切り取ったら自然に下のゴムが落ちた
 3.2.チューブの挿入 
  チューブを挿入します。購入したチューブは、空気をぬいてあって平らなままなのでいったんバルブのムシを外して空気を軽く入れました。バルブから挿入して順次タイヤの中に入れてゆきます。よじれたり、タイヤとリムの間に挟まらないように注意しながら入れます。

  使用したチューブ
  チューブをほとんどタイヤに入れた
 3.3.タイヤの取り付け
  タイヤの中にチューブを入れましたので、タイヤをリムにはめ込みます。タイヤレバーとリムの間にタイヤを挟んだ状態で力を入れるとタイヤに穴が開いてしまうのでタイヤを挟まないように気を付けながらはめ込みます。軽く空気を入れて上から手でたたいてチューブにタイヤをなじませます。あとは、空気を規定圧通り入れます。ビートが上がらないようならチューブを噛んでないか確認しビートが上がるまで圧を上げてから戻すところですが一旦使ったタイヤですので普通に上がりました。

  チューブ化完了
バルブの感じ