スズキ アドレスV100のシャッターキー

  

1.概要

 最近のスクーターは鍵穴にシャッターキーがついています。先日、スズキ アドレスV100(CE13A)を中古で購入したのですが、純正キーが1本ついているだけだったのでメインキーの合鍵を作りました。シャッターキーについては合鍵屋さんが普通に作ってくれる合鍵ではないのでネットショップで探してみました。シャッターキーだけほしかったのですが、作成前の合鍵についているものをアリクスプレスで見つけたくらいでシャッターキー単独で売っているものはありませんでした。そこで、3Dプリンターでシャッターキーを作りましたので、その紹介をします。
  私が試した、シャッターキーの合鍵の紹介
   1.アリエクスプレスで鍵ごと購入
   アリエクスプレスで販売している作成前の合鍵を購入して、合鍵屋にもっていってメインキーを作成してもらいます。ただし、持ち込みの合鍵に対応しているか否かは店舗によりますし、対応していても通常より高価な金額を要求される場合があります。(商品へのリンクは、貼りませんので、写真をもとに探してください。)

   2.3Dプリントサービスを利用
     純正キーを採寸して3Dプリンタのデータを起こして、3Dプリントサービスに依頼しました。材料によりいろいろありますが、今回一番安価なものでプリントしました。アリエクスプレスの合鍵と比べて高く必須のパーツの磁石を購入すると千円くらいになるのですがメインキーの合鍵と別になっているので扱いやすく、メインキーのキーホルダーにつけておけば一体のものと同様にバイク利用時に使用可能です。出来上がったものを3Dプリントの クリエーターズマーケットに登録しました。共有させていただきます。ちなみに、使っている磁石は直径2mm・高さ3mmの磁石です。amazonの販売サイトをリンクしておきます。

次の写真はスズキの純正キーとアリエクスプレスで購入した合鍵と3Dプリンタで作成したシャッターキーの合鍵です。上から、アリエクスプレスで購入・純正・3Dプリントです。

   

2.注意事項

 紹介するシャッターキーの合鍵は、どちらもキーにあたる磁石がなくともシャッターを閉めることができます。一度閉めると磁石が合っていないと開けることができませんので必ず純正キーのある状態で使用してください。
また、これらのシャッターキーの合鍵と磁石の設定方法は自分のバイクで試しているのみで一般的ではない可能性がありますのでご了承ください。

3.3Dプリントのシャッターキーと磁石の設定

 私の行った磁石の設定方法を記します。3Dプリントのキーで紹介します。

 磁石を設定する穴は4個あるようなので4か所について磁石がつくかつかないかで写真のように極性を確認します。極性を確認する元は、純正キーのシャッターキーです。磁石がついたらそのままの方向で3Dブリントのキーの穴に挿入します。私の場合は、1か所極性を反対にしても磁石がくっつかない箇所があり、そこは磁石を挿入しませんでした。

1)まずは8角形の短い4辺のうちほかの3辺より長い辺がありますので、それを2つのキーで合わせます。
※純正キーは鍵の横に▼マークのついている側の辺です。3Dプリントキーはキーホルダー穴の開いている側と反対側の辺です。
2)純正キーに磁石をつけてみます。反発したら上下反対にしてつけてください。くっついたらそのままの上下方向で相当する穴に磁石を挿入します。3Dプリントキーの4か所の穴について実施してください。
※穴は5個ありますが真ん中の穴はバイク本体のシャッターキーの突起に対応するための穴で周りの4個の穴が磁石を入れる穴です。


3)接着剤を流し込み、磁石を固定します。私は、100円均一の万能接着剤を流し込みました。
  

ちなみに、バイクのシャッターキーをメインキーと一緒に作ってくれる鍵業者もあるみたいです。純正部品を取り扱っているものもあるようなのでよろしければネットで探してみてください。